思いやりのある小学生

　ネットで見たら　徒歩で15分ほどのところに　行ってみたい店があったので　車の整備待ち2時間ほどの空き時間にいってみることにした。

　北の方角にあるからと、スマホをみながら　歩いていたが　どうも徒歩の身には車と違い勝手が違う。たまたま通りかった　家族に聞いてみた。
すると小学生3人連れであったが　そこなら知っているからと丁寧に教えてくれた。
自分たちもその方向にいくから　一緒にいこうという。

6年生　3年生　4年生の3人姉弟だったが　いろいろお話をして　楽しかった。

その中の6年生のお姉ちゃんが　とてもしっかりしていてやさしかった。私が小学生の歩くのに遅れると　私の歩幅に合わせてくれる。自宅についたが　通り過ぎ、目じるしのコンビニが見えるところまで　送ってくれた。歩くのは遅いが私は彼女たちの事も気になる。

「早く帰らないと　ママが昼食の準備をして待っているのでは？」といったが、
「いいや今日は大丈夫、まだ帰っていないから」という。

目じるしのコンビニが見えたら　そのコンビニの向こうを右に曲がったら　と何度も念を押して　彼女は私と分かれて　自宅へと帰っていった。

正直私は驚いている。今どきの小学生はこんなに思いやりのある行動ができるのか！！私がその年齢だったころは　どうだっただろうか。とてもではないがこんな賢い子供ではなかったと思う。

滅多に歩かない私であるが、可愛い三人姉弟のおかげでとても気持ちのよいミニウォーキングをすることができた。